創世論とエリアーデの証明

________は、明星 夜空は再起を愛している。

【英雄】未定
【名前】明星 夜空 (アケボシ ヨゾラ)
【性別】男
【年齢】17歳 （高2）
【容姿】
身長182cm。首元の緩い白地のシャツにネクタイを合わせた恰好が多い。右耳に一つ、左耳に二つの小さなピアスを、また右手首には緑青の文字盤の腕時計を身に着ける。
深い青みがかった長髪であり、横髪の片側を長く垂らし他は緩く後頭部で一括りに。目元まで伸びた前髪からは濃い紫の瞳を細く覗かせる。人受けの良いはずの顔からは他人との壁を作りかねない顰めっ面がよく伺えることだろう。

【性格】
一人称:俺、二人称:アンタ、お前、若しくは呼び捨てが多い。
無愛想でお世辞がいえない。他者の丁寧に梱包されたオブラートまで突き破る口の悪さと態度が見てわかる程わかりやすい表情筋を持つ。人との関わりは何処か必要最低限に抑えようとする嫌いがあり、例えそれが親しく接してくれる相手であっても、顔見知りであったとしても......彼はその態度を変えるつもりはないようだ。

【戦闘】4
　┗/危機察知・近接戦闘・脚力・バスケット
【探索】3
　┗/危機察知・地形理解・観察眼
【容量】3

【能力】ヴェルセンス

【備考】=導きの力
彼はただの、何の力も持たない一般市民だった。


...少なくとも〝あの時〟はまだ、

誰かを守れる側なんかじゃ、無かったんだ。

Yuri・Annabelは知識を愛している。

【英雄】ヒドラ
【名前】Yuri・Annabel(ユーリ・アナベル)
【性別】女
【年齢】15歳(高1)
【容姿】身長155cm。猫の毛気質なふあふあの茶髪は肩下まで伸び、時折みょんと跳ねている。じと目寄りな瞳は青色。纏う光は爛々と輝き力強く、桃色の頬はもちもちとしておりよく伸びる。手足の先まですらりの伸びた柔肌は発育も良く健康的。ツンと尖った両の耳は彼女がルクレルク人であることを示している。
私服には肩の出た緩めの白トレーナーを好んで着用している。下には黒デニムのハイウエストショートパンツを履き、トレーナーの先をショートパンツ内に軽く入れている。ベルトの種類は気分で変えるが、細身のものが好み。黒字に2本白線の入ったニーハイソックス。動きやすさから赤が特徴的なスニーカーを履いている。前髪に着けているコウモリ羽のヘアピンがお気に入り。

ヒーロー服：気合いが入るからと髪をポニーテールに一括り。ぱりっと皺の伸びたグレーのワイシャツは１番上のボタンを外し、闇に紛れる黒のトレンチコートを羽織る。動きやすさ重視のスリット入りの柔らかな黒ショートパンツは白で縁取られ、スポーツタイツを下に履いている。靴下は短く厚手のもの。色は白。履き慣れてるものをとスニーカーの種類は変わらない。頭部にはヘアピンの代わりにごつめのゴーグルを着けている。

【性格】間延びした口調が特徴的な少女。口調に反して仕草はせかせかと慌ただしく、思考も短絡的。同じ場所に5秒以上留まっているのが苦手な程に活発だが、本を読んでいるときだけは大人しく、人気の少ない場所の隅を好む。
【戦闘】3
　┗/ 射撃、脚力×2
【探索】3
　┗/情報処理、探し物、洞察
【容量】4
【能力】ベルベットアワー
【備考】=奴隷階級

───今日の最後に樹の香を纏って、宵闇の下で貴方とダンスを

彼は「喜劇」を愛している。

【英雄】Union´(ユニオンダッシュ)
【名前】ネヴェルヴァ・シュート・イグリア
【性別】男
【年齢】16
【容姿】身長164cm、赤みの強い紅茶色の髪とキラリと光り輝く目。頭には某兵器を模した車輪の髪留め、イギリスの国旗を移したネクタイを着け、制服のジャケットを腰に巻いている。
【性格】一人称は「オレ」、二人称は「お前」。マンガを読むのが趣味の少年。何かしら困っている人を見ると放っておけない性格で、よく無茶をして怪我をしている。走る事が好きで校内を駆け回って叱られている様子が度々見られる。明るく活発で、努力家だが少々おバカ。ヒーローに憧れを抱いている。

「…んぁ？あーコレくらいどうってこと無いぞ！ほら心配するな……う”！？痛ってて…や、やっぱ大丈夫じゃないかも知れねぇ…」

【戦闘】5
　┗/体術×2/瞬発力×3
【探索】2
　┗/目星/応急手当
【容量】3
【能力】チープ＆シック
【備考】=「平和の証」
…彼の父親は町を守るヒーローだ。それに憧れた彼は父親の真っ直ぐさを受け継ぎ、ただひたすら馬鹿正直に進み続ける。少しでも誰かを助ける事ができたら。笑顔にする事ができるのなら。例え壁にぶつかったって、彼が立ち止まることは無い。


「ヒーローってさ、マジでカッケ〜よな！キラキラしててさ！オレも父ちゃんみたいなヒーローになりたいんだ〜！」

僕は意味を探している。

【英雄】タップダンス-スミス
【名前】芦宮 心良(あしみや しんら)
【性別】男
【年齢】15
【容姿】メッシュの入った黒髪と赤い瞳が特徴的であり、身長は160前半、体重は50kg前後。
学生っぽい服装が好みなようで、普段は制服を着こなしている。顔は中の上といった感じで、童顔だとよく言われる。
【性格】表情が硬く、無愛想な第一印象。その為か、あまり友好関係は広くない。だが、浮いているとかそういう事ではなく、不器用なだけである。何でも深く考えすぎる癖があり、1歩目を踏み出すのがかなり遅れてしまうタイプだが、心に決めた事は必ず成し遂げるド根性の持ち主。
【戦闘】2
　┗/跳躍、根性
【探索】6
　┗/懐疑的思考×3、速読術、ディスコード知識、容姿端麗
【容量】2
【能力】エンジェルハート
【備考】
彼はなんてことの無い、一般的な家庭で生まれた。そして、なんとなく日々を過ごしていたある日。数奇な偶然か、ある種の必然か、自発的に能力が開花してしまったのだ。それも並の適合率ではなく、自分の姿かたちから変わってしまい、その存在をコード専門学校の方に知られるや否や、即受験(ほぼ強制)、即合格というハイスピード進学を果たした。
自分にはそんなにも価値があるのか、その存在価値には自分が納得出来る″意味″が有るのか。それを知る為に、彼は今日も考える。

(彼はドルイドの特殊ハンドアウトを所持している。)

【英雄】
【名前】平山　平治(ヒラヤマヘイジ)
【性別】男
【年齢】17
【容姿】
身長170㎝、髪も目も黒。人より筋肉質でガタイは良く、首や腕が常人より太い。常に機嫌が悪そうに眉間に皺がよっており、目つきが悪くまた黒目も小さい。
詳しくは画像参照。
【性格】
一人称は俺。二人称はお前、てめえ、先生等。学校内では基本的に人の言うことを聞かない。授業に出席する事も少なくサボっている事が多い。来たとしても机に突っ伏して寝始める問題児。
【戦闘】(6)
　┗/喧嘩殺法3 怪力2　危機察知
【探索】(4)
　┗/危機察知　土地勘　威圧2
【容量】(0)
【能力】無し
【備考】=(一般生徒)
彼は一般人である。

元は英雄に憧れていた。かつて街で活動していた彼らのようになりたいと思っていた。
しかし彼に適合するディスコードはなかった。能力を持つことが出来なかったのだ。
その時に自分が力を持たないエキストラであると考え、それからは学校にも来なくなってしまう。
サボっているおかげ、というのも変な話だがよく出かける為街には詳しい。

少女は失敗を呪っている。

【英雄】バーバ・ヤーガ
【名前】エレナ・ドラグノフ
【性別】女性
一人称は私 二人称は名前または貴様。(隠し要素的に名前+くん、名前+ちゃんを特定条件で用いる。)目上の人になると名前＋なんらか役職名。
【年齢】18
【容姿】

身長190cm 体重80kg B87 W56 H80

ウエーブのかかった黒髪と、悩ましげに薄く開いた青い瞳が特徴の少女。目鼻立ちがはっきりしている欧風の顔立ちで、年齢よりも何歳かは上に見える。成人済どころか20代半ばくらいだと場合によっては間違われるのが悩み。私服はワイシャツとロングスカート(主に茶、稀に紺やライトグレー)の組み合わせをポリシーとしており、シャツは特定のブランドの物しか着ていない。このため年頃の女子ではあるものの服の種類は乏しく、良いものを少なく持っておく嗜好を持っている。

服装も体格も細身のシルエットであるが、あくまで背が非常に高いから中和されているだけ。筋肉をさらに筋肉で締め付けたような、力を入れない限り見かけに出ないタイプの剛力の持ち主でありながら、既に平時から筋肉質な片鱗が見えている。骨格をゆがめたり肥満に見えたりしない、刀のような鋭く引き締まった美しい筋肉だが、それでも脱げば当然屈強で、普段は見せないが大食漢でもあり、休日には3~4ポンド程のサイズの巨大ステーキを平然と食している。

ヒーローとしてのコスチュームは、顔を隠すためのハーフマスクに、黒のジャケットとロングスカートのセットアップ。黒いワイシャツ、黒いネクタイと喪服のような衣装で、肌の露出もほとんどなく、防弾、防刃繊維を張り巡らせた特注品。主武装は合金の板を仕込んだローファーやグローブで、スカートの内側に発煙筒や閃光弾、ロープなどの補助的なものや武器を仕込む収納を持つ。失踪したヒーローの一人である母が、同じ道を志している自分に残してあった装備であり、黒で固めているのはもう帰らないだろう母を弔う意味を込めてのもの。却って目立つのは百も承知で、シチュエーション次第では私服のままという場面も存在する。

【性格】

生真面目だが、融通の利かない堅物。 クールぶってるが、実は短気でちょっとした我慢ができない。
人生経験があまりに偏っていることから、出会った(自分より強そうな)男性に片っ端から惚れ込む惚れっぽい一面も持つ。見かけや振る舞いと中身が一致しない人物で感情が読み取りにくく、どっしりと落ち着いているように見える雰囲気と仏頂面で少々ぶっきらぼうなため独特の圧があるが、人当たりが悪いわけではない。むしろその反対であり、好きなタイプは「甘えん坊な人」で、得意なことは「お世話」。他人の世話を焼いて甘やかす事を好む嗜好の持ち主。 庇護欲や母性が強いものの一線は引いており、相手から拒まれたらそれもそれとし、自身がいなくても独り立ちできることを喜ばしく思う一方でそういった姿に謎の苛立ちを感じているなど危うい面もある。根は純真……というか問題の解決方針は基本力技であり、思い詰めると何をしでかすか良くも悪くもわからない爆発力を秘めている。しかし、自分自身でもある程度そのあたりは理解しており、本当に大事な場面まで突っ走ることはそう無く、自分より賢いと見なした相手に指示を逐次取る癖も付いている。


＿＿＿＿以下は本人が秘匿している部分。

詳しくは【備考】の段に拠るが、心に大きな傷を負っている人物でもあり、犯した「ある失敗」を心から呪い、それを繰り返さないために一番簡単な手段である暴力を鍛えに鍛えた。おそらく学生が持つにしては法外であるライセンス：怪力 の値もその産物であり、違法でないものなら(というか違法でないというだけで)薬剤や怪しい化学療法など文字通りあらゆる手段で「強さ」を求めている。
正規の習熟ではおそらく追いつかない何か偏執的なものが含まれていると言って良い。また、ある種のマッチョイズム的な思考の偏りを持っており、自分が強い位置にいるという確信を得るために自分に甘えてくる、頼ってくる人間や、自分なりの強さを持つ人間(それが物理的なら尚更いい)を愛する一方で、自分より弱い対象が途絶えてしまうことの恐怖や、先天的または後天的にただ弱いだけでいる存在は激しく憎んでいる。それにより隠れた虐待癖があり、決して生き物は飼わないと決めている。なお、幼少期から大の筋肉フェチで、自分の筋肉にも自信があるため頼まれると割と頓着なく脱ぐ。

【戦闘】12
　┗/怪力×8/瞬発力×2/ボクシング×2
【探索】1
　┗/芸術：家庭料理
【容量】2
【ディスコード】オムニアピンクサファイア

【備考】=第三支部

学内での彼女は、ロシアの伝説的な魔女を模したヒーローネームに反して、言うなれば優等生。感情を表に出さず淡々と作業をこなし、とても淡白でありながら黙々と成果を積みたてる。誰かがやらないことも文句を言わないで手を挙げ、素っ気なく見えることもあるが良識を持ち合わせた人物であり、決して理由なく否定的な見方をする事は無い。誰かを気遣う気持ちも深く、義憤の感情や慈愛も持ち合わせている。また、その気遣いは本来相容れない存在である、人類に相対するカミサマにも向けられており、明確な排除対象以外にはかなり甘い。しかし、そこに至るまでが甘くても、カミサマの研究をする上で「どうしようもない」存在がいることも念頭に置いてあり、排除するべきとみなしたら、その対象に手を抜くべきではないと判断したら割り切れるドライさも持つ。

戦闘スタイルはわかりやすいほどに殴り合い。桁外れの膂力とスマートな技のキレが両立しており、破壊力は抜群。身体能力にものを言わせた豪快な力技であり、見ている側もある種の爽快感が湧く。ただし試合の運び自体は慎重派。相手の使える手札を考察した上で一撃必殺を狙う。ボクシングは前々からやっていたが、幼少期は病弱であったため芽が出ず、体が出来上がってから急速に成長したものであり未だに技量は成長途中。しかしその肉体だけで同世代には十分であり、学生チャンプとして連覇記録を保持しながらもまだまだ伸び代がある人材として期待されている。無名のところから怪鳥のように急速に成り上がったことや豪快なパワープレイもあいまって一部根強い人気がある。本人としても思い入れがあり、ボクサーである誇りを持っている。

稀に斧や中華包丁、杭打ちハンマー、大型のレンチなどの工具を始め分厚く叩き潰す系統の武器を用いるが、力さえあればどうにかなるようなものかつ、ホームセンターなどで手に入るような安価なものを好む。これは自分が武器術などのノウハウがない素人であることや、いざとなれば素手の方が慣れていると自覚しているためであり、下手に特殊なものを使って奪われたりしないためという合理的判断からくる。間違ってもスプラッタ映画の敵じゃね？などとは言ってはいけない。この延長線で、ヒーローとして活動する有事や日常の護身用にメリケンサックを一応持ち歩いており、悪魔を象る彫刻が施されたものを使用している。単に安く手に入り、他の武器を覚えたりするよりも殴り倒す方が早いと言う理由からだが、あまりに無骨かつ不良か何かのようなので、最近はかっこいいものが無いか通販サイトなどで調べている。

父親は邦人だが何世代か前に移住したロシア系クオーターで自衛官。母親はかつて第三支部に所属し、崩壊の頃には第八支部に出張していたために生きのびたアルマデルの元局員である。現在は失踪(おそらく死亡しただろうと本人は考えている)したヒーローの血縁者であるといえ、双方共に肉体派。この学園に来るべくしてきたエリートらしい出自をしている。しかし、華々しく見える来歴とは裏腹に幼少の頃は体が弱く、頻繁に鼻血を出したりちょっとしたことですぐ傷を作ってしまうほどで病気がち。比例して性格も臆病だった。

しかし、ある事件を切っ掛けにそれは激変する。 ある日の昼、学校を休んで寝込んでいた際に強盗が両親不在の家に押し入った。本人は子供部屋に用はないと判断されて奇跡的に無事だったが、ノートを届けに来た友人が出くわし、一部始終を目撃してしまったことにより殺害されてしまう。朦朧とする意識の中で警察や救急を呼ぼうとしたものの、犯人がまだいるのではないか。気付かれたら自分も殺されるだけではないかという恐れから動けず、そのまま両親が帰宅する数時間の間放置するという最悪の結果を招いた。初動の捜査が大幅に遅れ犯人を取り逃がしただけでなく、咄嗟に切りつけられただけの友人は確かに放置されたままなら死に至る可能性は高かったが、適切な処置が間に合えば助かったのだと。つまり、裏を返せば自分が震えていた何時間かのうちに苦しみ抜いて死んだのだと風の噂で耳にする。

そして、己の進むべき道を見いだしたエレナは、弱い自分を克服しようと決意する。あの時私が、と繰り返し自責の念に苛まれながら、何かを呪うように鍛え上げた肉体は常軌を逸するほど強靭に育ち。両親から受け継いだ恵まれた体格と才能は、それを果たすのに十分耐えたのだった。病的な鍛錬も、虚弱に産んでしまったという罪悪感や、同時に内実はどうあれ自分の力で立ち上がる姿それ自体は否定することも出来ず、自分の娘がベクトルは多少違くとも同じような道を目指すというのは両親にも話を聞いた上でも止める理由はなく見過ごされている。

ただし、非効率的になるようなものや健康に被害をもたらすようなそれにはならないように細心の注意を払われており、その実力を高め、健康体を維持するために元はスポーツの名門校に進学していたが、学校がコードの研究を専門とする色が濃い時期ではなく、どちらかというと現在の、情勢の変化でヒーローとしての組織に変化していった頃合いでスカウトを受け中途入学(転学)した。
これには幼なじみである穂坂 茉浩を心配していたことも頷く理由になっており、ジュニア大会連覇の記録保有者としての身体能力や、ディスコードの適性もあるものの、何より本人たっての希望が決め手。研究職などには明らかに向いていなそうなタイプであるのもこれが原因である。

強い人間になりたいからヒーローでいたい、そうでないなら罪悪感が噴き出してしまう。しかし、弱いままでいられる他人も憎いし妬ましい。そんな屈折した精神構造は瑣末な技術や能力は「弱者の小細工」と一蹴するエゴイズムや美学を構築しており、今のところは誰にも理解してもらわないまま優秀な生徒としてこの学園に在籍している。

ディスコードも自分の高い身体能力と相性がよく強力なものではあるが、それに頼る気も使う気も有事を除いてほとんどなく、上記の事情から手を抜く方が無礼であると判断した強力な敵以外は
相手が卑劣な真似をするわけでもなかったり、人質をとったり無意味に弱者をいたぶるなど残酷な真似をしたりしなければ、基本的には自分の力を証明することや美学を優先し目的の達成よりも対等な決闘による修行を勝利条件とする。かつての失敗を呪うあまり、世間一般的に見た失敗というよりあくまで自分の中の失敗、つまり強者の美学を通せないことを最大の失敗と定義してしまっており、反対にそれ以外は(例えば対象の生死など)無頓着なため扱いやすく見えるが、団体行動で見ると利害が一致し続けるか死に瀕したりするピンチ以外は自分が卑劣だと考えたら有効な手段すら潰しかねず、実際は余程頭がキレる人材以外には扱いにくいことこの上ない。

その延長でディスコードを安易に使うのは卑怯であるとすら言ってのけている。この場合仮に正々堂々と真正面から現れて街を破壊する相手が居た場合、そこを不意に狙うのは卑怯だと相手の工程が終わるまで見逃してしまう(その後でそれはそれとして立ち向かうだろうが)可能性も秘めており、誰かを庇護する側だと標榜していると同時に、ヒーローの在り方からはやや逸脱している部分もある。仮にその能力を使う時があるとしたら、自分の美学を何があっても守るためか、あるいは、それらを差し置いても守りたい、または許せない誰かを見いだした時であるだろう。ただしあくまで問題解決の手段として、もっと言えば異常性の部分で問題を解決するのを忌み嫌っているのであり、それ自体を嫌っている訳ではなく二人いる強みを認知していない訳でもない。そのため【接触】に限っての使用ならかなりの頻度見られる。
愛称として「レディ」または「サファイア」と呼称し、指示もなるだけ口頭でするなど相棒のように接している。ディスクの位置はスポーツウォッチの液晶の内側。精神的なスイッチとして、発動時にはストップウォッチ機能をオンにする。

ツーリングとアウトドアが趣味で、バイクに股がって河川や山岳地などの奥地に分け行り、コーヒーを挽いたり巨大な肉を焼いたりして楽しんでいる。一人でいつも出かけるため猛獣などに出くわしたこともあるが、不思議と皆逃げ去っていった。
最近の悩みは、ヒーローとして活動していた母が大量に遺していってしまった銃火器や爆薬が自宅のクローゼットにしまいっぱなしなこと。父親からは処理、処分するために大騒ぎになると自分たちにも身の危険が及ぶかもしれないと見なかったことにするように言われているが、たまに隠し扉や隠し通路に落下したり、収納かと思ったら弾薬が仕舞われていたり、改造され過ぎて要塞か秘密基地のようになった自宅にたまに辟易している。

人間関係面では穂坂 茉浩と親交が深い。母親はそもそもヒーローで多忙であり、後ほど行方不明。父親も自衛隊と家族が家にいるようなことがあまり無かったため、お互いの家を行き来しながら食事を作ってもらったり、反対に招いたりもしてきた。自宅で起きた強盗事件でも、直後に避難した先は彼の自宅であり、朦朧としていても無意識の範囲で安全や日常の象徴として認識している。
当初高校では進路が別れており、あまり会う機会もなかったが、現在同じコード専門高校で学ぶことになったことを素直に喜ぶ反面、危険は犯さないで欲しいと願っている。普段から昼食の弁当を頼んでおり、ほとんど毎日取りに行っている。

─ボクは幸福を愛しているよ

【英雄】フォタ・モルガナ
【名前】小鴨 浅葱/ｺｶﾞﾓ ｱｻｷﾞ
【性別】女 【年齢】18
【容姿】
立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は鴨葱。
藍色のショートカット。緋色の瞳。ぼんきゅっぼん。頭にはエーデルワイスの髪飾りをつけている。肌は色白。
服装はスチームパンクのものが多い。身長:160cm。
【性格】
一人称:ボク、二人称:キミ、名前呼び。
元気いっぱいでちょっとだけアホの子。
「大丈夫だよ！」が口癖で笑顔でいることが多い。
【戦闘】3
　┗/ 感知 / 跳躍 / 運動
【探索】4
　┗/ 容姿端麗 / 治療 / 愛情 / 勇気
【容量】3
【能力】パーフェクト
接触 : 対人対物問わず物理干渉可能、多腕のディスコード。一般人にも認識できるがその外見の異常性を騒ぐものはまずいないだろう。

能力 : このディスコードの能力は運命への干渉……と云われている。実際に運命を変えるコードを埋め込まれて作られたディスコードではあるのだが、………残念な事にこのディスコードにはそんな力はない。完全な無能力の出来損ないのディスコードだ。だが、君はそんな事を知らない。何か行動を起こす際に1ｄ100を振る事だ、1～5が出ればその行動はとても良い方向に進むだろう。しかしそれはダイスの出目が運命を変えたのではなく、ダイスの出目がその行動の結果を予言しただけである。幸運を呼び込むことも幸福を呼び込むことも運命に働きかける事も出来ない。このディスコードに出来るのは「大丈夫」と強く思わせる事だけだ。

【備考】= 最終兵器
天真爛漫でド天然。
何事にも真っ直ぐで、ヒーローになるのも父親がヒーローであったからであり、人を守るという意思を受け継いだから。

ほぼ無能力者でありながら、それでも能力者という扱いを受けている。
そう、彼女は─────────────────────────────────最終兵器【マスターキー】である。

京徳彦は後ろ指を呪っている

【ヒーロー名】幸せヒーロー クローバー
【名前】京 徳彦( かなどめ あきひこ )
【性別】男
【年齢】18
【性格】傲慢であり過度な自信家。自分の事を天才と言い張り、苦手、負けている分野にはこれから天才になる予定だと震え声での強がりを見せる。負けず嫌いであるため、一度目を付けられれば週一か、見掛ける度に勝負を挑まれることだろう。怪談やお化け、占いなどの類いは信じているようだが、迷信だと口先だけは馬鹿にしている。
【容姿】顔面は画像参照。身長183cm。
ひょろっとしており骨張った体つき。眼鏡の度はかなりきついようだ。眼鏡越しに濃い隈が角度によっては見えるだろう。また、眉間の皺も濃くなかなか取れない。私服のセンスが壊滅的であり、Yシャツにベストやジャケットを組み合わせるなど間違いのない格好で過ごしていることが多い。
【戦闘】(3)
　┗/体術、忍耐、運動
【探索】(5)
　┗/言語学、薬学、イーコール、組み込み知識、洞察
【容量】(2)
【能力】ターコイズサマー
【備考】=平和の証

─────毎日毎日、夏の暑苦しさを引き連れて。

「《ラブリー》は、二面性を、呪っている。」





【英雄】

「助けを求める声が聞こえる限り、僕は〝今度こそ〟絶対助けてみせるから！！」

泣いてる貴方にハッピーを。落ち込んでいる貴方にラッキーを。
─────《ラブリー》は貴方を助けるヒーローだから。


【名前】
小鳥遊 嘘鳥（たかなし をそどり）
彼は〝本名を名乗らない〟。そして誰にも〝教えない〟。そして〝名前を呼ばれることを好まない〟。
彼を呼びたいのなら、こう呼ぶといい。

『ラブリー』、てね。


【性別】
男子、ではあるが、当人が持つ愛らしさから一見は女子に見られることもしばしば。

【年齢】
18歳（編入生）

【容姿】

身長170cm。整った容姿。麦畑と青空のような綺麗な瞳をもっており、髪はピンク髪で、毛先になるにつれて青紫に変わる。ハートをあしらった紫のヘッドホンを常につけていて、更には音漏れするほどの大音量で同じ音楽が《ラスサビ付近》のみが再生されないままずっと流れている。彼自身はこれを頑なに外すことを拒否する。（本人いわく、ヘッドホンをしていてもきちんと声は聞こえているとのこと。）
服装は肩出しの薄桃色のパーカーのようなもので下になるにつれて空色に変わる。袖や腹部あたりにはたくさんのハートがあしらわれている。ジャージのようなラインの入った黒い長ズボンを履いていて、靴は赤いスニーカー。
背中に背負った鞄には複数のモバイルバッテリーやスマホ、ノートパソコンに小型スピーカー、持ち運び可能なゲーム機やカセットなど、ゲーム好きであることが窺える要素が詰まっている。ちなみに一度大量のカードを鞄からぶちまけていた。

詳しくは画像参照。

【性格】

「へへっ、だいじょーぶっ！君の声、ちゃあんと聞こえてるから。ね、沢山僕と喋ろう？」

「なんだか、ドキドキしちゃうね。…あわっ、ぇへ、変な意味じゃなくてさ…！」

「君といると、毎日が本当に、〝ハッピー〟なんだ。」


一人称　僕（素になると俺）
二人称　君

その言動は明るく元気であり、愛らしいという印象が一番に来るような男。声をかければ笑顔で応対し、話題を振れば必ず乗るような愛想の良さ。
他人との距離はかなり近く、初対面の相手にもペラペラと喋れてしまうが、その実、その距離はそれ以上近付くことはない。

彼はどこかで人を、他者を─────拒絶している。



【戦闘】2
　┗/聞き耳1　格闘術1
【探索】5
　┗/心理学1　トーク力1　電子工学2　建築1
【容量】
3

【能力】
ROSE CHERIE（ローズシェリー）

【備考】

特殊ハンドアウト　『最終兵器』

《小鳥遊嘘鳥》とは、ゲーム実況者である。
有名か無名か、そこら辺に彼は興味などなくて、彼は単に自分の好きなゲームを教えたい一心で、それを始めたわけである。
ちなみに顔出しNG。ネット名は《ヲり》。（をそどりの最初と最後を合わせて。）

《ラブリー》とは、ゲームが好きであり、流行りに敏感であり、可愛いものには目がなく、写真を撮ることが好きである。明るく元気で、想像すら容易い陽キャである彼は誰よりも普通に、今時の学生を楽しんでいる一般人だ。
そう、ただの一般人。誰よりも〝普通の〟、〝よくありそうな〟、〝絵に描いた〟、学生なんだ。

それでも彼はこの学園に〝編入〟してきた。


かつての全てを捨てて─────────。





｢髪型、髪色、瞳の色、服装、話し方、態度、仕草。｣

｢……一番変えたかった顔面が変えられなかったのは残念だけど、それでも、充分だ。｣

｢……………守れなくて、ごめん。｣





────────《小鳥遊嘘鳥》は、家族を、愛して、〝いた〟。

























「───して、こん───こと─」



「─俺た──何したっ──言─うん────っ！」



「─だ俺たち───普通──きて──暮らし──」



「ただ普通に──────────！！」








「〝生きていただけじゃないかッッ！！〟」

こはるはロマンスを愛しています♡




【英雄】RH♡DANTHE（ローダンセ）
【名前】麻宮 こはる - Asamiya Koharu -
【性別】女
【年齢】16／1年
【容姿】
枝毛なんて言葉を知りもしない、絹糸のような、柔らかく艶の良いソウビ色は真っ直ぐに腰の辺りまで伸びていて。重力知らずの上向きまつ毛はグレーの瞳をハッキリと象った。生まれつきの並行二重とツリ目がちな輪郭は少し目力の強さを感じさせる。あんまり、好きじゃあない。だから前髪は重めに、それから垂れさせたアイラインで幼い印象になるように調整して。唇には血色のよく見えるよう、けれど派手になりすぎないように、肌なじみの良い、透けるような赤色のリップを重ねた。両耳にはひとつずつ、ピアスホールがあって、三日月の形をしたピアスを着けている。肌はサンバーンタイプで、日焼け止めと合わせてしまえば万一にも黒くなることはなく、白皙のそれはソウビ色の髪とのコントラストが美しく映える。服装はなんだってよかった、けど。今は本業が学生であるから。白いセーラー服に身を包んで。みんなとのお揃い、チョコレートのお菓子、こはるの好きな童話の本。いろんなものを詰め込んだサッチェルバックを肩から提げたら準備は万端。 身長157センチ、体重はヒミツ。
【性格】
「 みんなにたくさん助けられるなあ、って。だからみんなが困ってるときは、こはるが、助けてあげられるようになりたい。こはるだってヒーローの卵だもん！、… なんて。へへ、似合わない、……かな？」
成績は下の中だけど、いつもへらへら、にこにこ。誰とでも分け隔てなく接して、敵を作らないように努めてる。こはるがみんなを好きであるように、みんなにもこはるを受け入れてほしいから。その一歩。あの子が好きなこと、先輩の好きなもの。みんなが内に秘めた輝きをこはるは大切にするの。どれもこれも、無くさないように。カバンの中に、そっと、詰め込んだ。



────────────ホントに？



「 学校（ここ）で嫌われないための処世術。目的のためには、こんなところでつまづいてられないもの。」「 王子さまを見つけるためなら……、…………こはるは、どんな役だってこなすよ。」
利己的で、自由奔放で、わがままで、独占欲の塊。こはるを表現するなら、それだけで、充分。けど下心が見え見えの女の子なんて、きっと、貴方たちは好きじゃあないだろうから。みぃんなが作り出す波の中にこの身体を溶解させて。自分のことをあやふやに、次第に透明に。外面を取り繕うのは、得意なもので。学校という場に相応しいよう、なるべくどこにでもいそうで、けれどいないような。人好きのしそうな女の子を代わりに仕立てあげたの。
【戦闘】
　┗ 危機察知
【探索】
　┗ 容姿端麗×3/演技×2/心理学/女の勘
【容量】2
【能力】キャンディドロップス ピーチシュガー
【備考】
こはるはみんなのことが大好きです。みんなみんないいところがたっくさんあって、…やさしくて、かわいくて、かっこよくて、尊敬しています。こはるにはもったいないくらい素敵な学友で、そんな彼ら・彼女らがこの世界でヒーローだなんて、それはそれは誇らしくってたまりません！こはるもあんな風になりたいです…！！


────────なんてのは。
ぜんぶ、全部。うそっぱち。作りものの ” 麻宮こはる ” でしかなくて。
こはるが本当に欲しいのは王子さま、ただそれだけ。何を差し置いてもこはるのことを一番に優先してくれて、こはるに、…こはるだけ、に。めいっぱい愛のことばをくれるひと。それ以外なんて、なにも。
…………………、……求めて、ない。




「 もし、こはるを一途に愛してくれる人がこの学校にいて 」




「 出逢えたなら 」





「 それはとッッッても素敵なロマンスなんじゃないかって、思うの。 」













【特殊HO】特異点



「 紛い物のこはるも、愛してね 」