~~~討伐条件~~~
願いに立ち向かうこと。現実に目を背けないこと。瞳を閉じないこと。
星空は君を見ている。眠りを誘い、夢に酔わせる、それはすでに閉じられた瞳。
君が星になることを、我々は望んでいない。
ただ現実を掴み取るのだと、星空を破りそれを『願い』とすれば、その願いは去っていくだろう。
もしくは誰かに起こしてもらうことだ。それは『星空』を見たものに潜む。
覚めるか、現実に夢を抱くか…そのどちらかで、瞳に映った星雲を、晴らすことができるのだ。
起こす方法はなんだっていい。強い光を当てたり、支障のないくらいにナイフを突き立てたり…思い付かなければ、サイコロに任せて嘆くくらいしかないだろう。
確率は20%程度だ。
実体の存在しない現象である。認識、発現すると、紫色の靄とちりばめられた光たち…つまるところ星雲が。目の前を覆い、それ以外の何物も認識できなくなるとのことだ。
また、瞼を無理やり開くと、眠る瞳にはその星雲が浮かんでいる。しかし瞳から伝染する、ということはないようである。
このカミサマは、夢を見せる。
これから起こりうる選択肢の、最も君にとって幸福な結果だけがそこにはあり。過程はない、夢を見続ければ結果の世界に、不朽の世界に、囚われるのだ。
君はそれが夢であることを認識できるだろう。
だが同時に、現世の恐ろしさを認識できるだろう。
現世こそが夢なのだと、瞳を閉じてしまったが最後。君はあの星々の1つになってしまう。
人が夢見る度、その空の星は増え続けるのだそうだ。
星に願えば叶うだろう。それは君の、夢だから。
~~~調査報酬~~~
Version.1:関係者の追憶を1上昇させる
Version.2:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.3:関係者の追憶を1上昇させる
Version.4:関係者の侵蝕を1減少させる
Version.5:研究データ【1940】解放