WIS_1883_ITA

『星空』

~~~討伐条件~~~ 
 願いに立ち向かうこと。現実に目を背けないこと。瞳を閉じないこと。 
 星空は君を見ている。眠りを誘い、夢に酔わせる、それはすでに閉じられた瞳。 
 君が星になることを、我々は望んでいない。 
 ただ現実を掴み取るのだと、星空を破りそれを『願い』とすれば、その願いは去っていくだろう。 
 もしくは誰かに起こしてもらうことだ。それは『星空』を見たものに潜む。 
 覚めるか、現実に夢を抱くか…そのどちらかで、瞳に映った星雲を、晴らすことができるのだ。 
 起こす方法はなんだっていい。強い光を当てたり、支障のないくらいにナイフを突き立てたり…思い付かなければ、サイコロに任せて嘆くくらいしかないだろう。 
 確率は20%程度だ。

 実体の存在しない現象である。認識、発現すると、紫色の靄とちりばめられた光たち…つまるところ星雲が。目の前を覆い、それ以外の何物も認識できなくなるとのことだ。
 また、瞼を無理やり開くと、眠る瞳にはその星雲が浮かんでいる。しかし瞳から伝染する、ということはないようである。
 このカミサマは、夢を見せる。
 これから起こりうる選択肢の、最も君にとって幸福な結果だけがそこにはあり。過程はない、夢を見続ければ結果の世界に、不朽の世界に、囚われるのだ。
 君はそれが夢であることを認識できるだろう。
 だが同時に、現世の恐ろしさを認識できるだろう。
 現世こそが夢なのだと、瞳を閉じてしまったが最後。君はあの星々の1つになってしまう。
人が夢見る度、その空の星は増え続けるのだそうだ。


 星に願えば叶うだろう。それは君の、夢だから。



~~~調査報酬~~~ 
Version.1:関係者の追憶を1上昇させる
Version.2:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.3:関係者の追憶を1上昇させる 
Version.4:関係者の侵蝕を1減少させる
Version.5:研究データ【1940】解放

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2022/4/18