~~~討伐条件~~~
80km/h以上の速度で、あるいは『音を遮断』し、奴と並走しながら戦闘を行うこと。乗り物の如何は問わない。
また、150km/h以上の速度を出しある程度の時間走行することで逃走できる。
時に砂漠の砂の中を泳ぎ、時に海の中を泳ぎ、時に空の中を泳ぎ。その地や時間帯に住まう動物を引き連れ空間を泳ぐ、全長40mの巨大なカミサマである。
高速で移動する質量の体当たりは凄まじい威力を持つ。
肉体と肉体の間に漂う3つの水晶の中にはイーコールの塊があり、その部分を全て破壊することで一時的に戦闘不能に陥らせることができる。
しかしそれはエネルギーの塊だ。奴はそれを操り、2種類の光線を発射する。
1つは薙ぎ払うように回転しながら放つ切断する光線。1つは即着し、着弾地点が時間差で爆発する光線。
更に破壊後は爆発するため、遠距離からの攻撃で破壊することが望ましい。
殺害は不可能である。だが、採取は可能だ。研究段階を進めるためには、戦闘不能にし、赤く輝くコアの欠片をいくつか採取すること。
採取後は1日1回1d10を降り、3以下が出た場合、もしくはもう一度戦闘し、採取を行うことで研究を進められる。
クイーンの名に違わず、奴は服従させる力を持つ。意識が遠のくように響き、体を通り抜けるかのように澄んだ声。それが生物の体を操るのだ。
鳴き声の指令によりカラスやコウモリなどの生物が大量に、あるいはサイやゾウなどの巨大な生物が1体、襲いかかる。
例えるならばクジラのそれとよく似ている声。聞いてはならない、浴びてはならない声。
その声を聞いてしまったが最後、ゆらりと泳ぐそれに連れられて、いつの間にやら海の底に沈んでしまうだろう。
ある程度の速度を出さなければならない理由はこれだ。速度は風の壁を作り、音を遮る。
運転技術と精神力に自信のある職員か、とにかくブッ飛ばしたいイカれた職員は、爆轟の音と光線の熱に晒されながら、兵器や奥の手を携えた相棒を背負って走り、挑戦するといい。
~~~調査報酬~~~
Version.1:関係者の追憶を1上昇させる
Version.2:関係者の追憶を1上昇させる
Version.3:研究データ【1001】解放
Version.4:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.5:関係者の追憶を1上昇させる
【報告書】Version.1 01/20
【調査員】コール・フロム・ザ・メトロデッド、円澪
【記録員】アルマデル第八支部6番小隊所属 小隊長 コール・フロム・ザ・メトロデッド
__調査報告________
円情報局長との共同任務にてマスカレイドクイーンを一時的に撃破、核の採取に成功しました。