氷の妖精
～～～討伐条件～～～
一般人と全く同じ方法で殺害可能。
知らない方が良いこともある。ここから先の記事を読むことはオススメできない。いや、読むな。人として大事な何かを失いたくないのならば、読まずに、知らずに、居た方が良い。
彼女は人に化けるカミサマである。その本来の姿を目撃した者に襲い掛かり、殺害した後でその死体を丸呑みするという。特筆すべき物理的な脅威はなく、拳一つで殺そうと思えば殺せるだろう。 けど、それだけじゃないんだ。本当に恐ろしいのはそれじゃない。 あいつはもう判別できない。 あいつの最も恐ろしい特異性、それは彼女という存在をどんな形であろうと認識し理解してしまった瞬間にそいつの脳みそをぐちゃぐちゃにしちまうんだ。 この記事にもきっと同じ効果があるだろう。だから書いただろう、知らない方が良いって。 彼女の”理解者”はカミサマでもない奴が彼女と同じようなバケモノに見えてしまう事がある。しかも恐ろしい事にその幻覚を幻覚と判別する方法はどこにもないんだ。 彼女はもう誰かに殺されていて、つまり、本体はもうどこにも存在しないかもしれない。 けれど、彼女のことを知る者が居る以上、この特異性は独り歩きを続ける。これを読んだあんたも、俺と同じ地獄に落ちちまったんだよ。ごめんな。けど、こうするしかないんだ。 ※この記事を読んだ者は追憶が上昇する度に近くにいる誰かの姿が２ロル間だけ氷の妖精と同様のバケモノに見えてしまう。その２ロル間は１ずつ浸蝕が上昇する。この症状は一生解ける事はないが、この記事同様に誰かにこの事を吐き出せばバケモノの幻覚を見ていても浸蝕は上昇しなくなる。
～～～調査報酬～～～
Version.1：関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.2：関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.3：関係者の追憶を1上昇させる
Version.4：関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.5：関係者の追憶を1上昇させる