~~~討伐条件~~~
白い頭部を切り落とす、或いは潰すことで討伐が可能。
切れ味、或いは打力に優れていれば討伐は容易だが、一撃目以降は警戒心が上がり、肉体を用いた防御等を取る事から不意をついた一撃での討伐が推奨される。
旧市街地の住宅街跡に出没する。2mに渡る身長と多腕、多頭を持つカミサマ。唯一真っ白な頭部のみすべすべとしているが、それ以外の部位は非常に筋肉質であり、刃物の通りも悪い。バネのように身体に力を溜め込んでから行動する性質を持つ。発見して直ぐに襲われることはないが、その後は時速100km程の速度で飛び掛かってくる為、遭遇した場合は即座に頭部を切り落とすか、直線的な移動であるため障害物のある場所まで逃げることを推奨する。
飛び掛かると同時に骨が折れるほどの力で抱き締めてくることから、捕まってからの逃亡はほぼ不可能と考えられる。
~~~調査報酬~~~
Version.1:ボロボロになったクマさんのぬいぐるみを入手可能
Version.2:研究データ【0115】
Version.3:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.4:関係者の追憶を1上昇させる
Version.5:関係者の追憶を1上昇させる
【報告書】Version.1 01/13
【調査員】皇帝、α-007
【記録員】アルマデル第八支部研究生 皇帝
__調査報告________
2022年1月13日の午前9時頃、調査員は実技研修課程に基づき、ゲートから壁外へ出動しました。調査員は当局の小型トラックを用いて旧市街地*aへ移動、雑居ビルの3階にて調査員と監督官がゲーム機*bとぬいぐるみ*cを採取している最中、IMO_4617_JPNと遭遇*dしました。
調査員と監督官は建物から階段を使用し逃走、建物入り口付近に停車させていた小型トラック*eを使用し、遭遇地点から離れました。IMO_4617_JPNは徒歩で調査員らを猛追、調査員は車を急減速させ、IMO_4617_JPNは車に激突しました。
その後、車から徒歩で離れた調査員らは火器*fを用いてIMO_4617_JPNと交戦。調査員はコード改竄を施した能力*gを使用し、IMO_4617_JPNに深刻な損傷を与えました。監督官は分解されたIMO_4617_JPNに至近距離から発泡。IMO_4617_JPNは頭部を破壊され、討伐されました。
その後、調査員らは小型トラックの荷台にサンプルを積載し、ゲートまで移動。壁内へ帰還しました。
IMO_4617_JPNに関する新しい発見:
尿と牛乳を混ぜたような匂いがする。
初速は20km/h程度である。およそ4秒で最高速の100km/hに達する。
頭部以外の部位は自然再生する。
血液が存在し、色は黒色である。
考察:
討伐後に砂煙が全て晴れたことから、壁外の異常気象と何らかの関連性があるものと思われる。
インシデント:
A.調査員が使用していた空気汚染対策用防護服の酸素ボンベに、実際に酸素は30%程度しか注入されていないにも関わらず100%と表示される故障が認められた。
B.調査員は武器を携行しないままゲートを通過した。
補足:
*a : 旧地名■■■■■■■■■■。砂煙が激しく吹き荒れ、視認範囲は10m程であった。
*b : 任天堂■■■■■■■■■。特異性は認められなかった。
*c : 全長35cm 激しく損傷しており特異性は認められなかった。
*d : 対象は上階から階段を下り接近しました。
*e : EBD-DA16T
*f : Beretta modello 92
*g :”親指の先端に見える対象に向かって時速50kmの糞を100g射出する”
【記録員】アルマデル第八支部7番小隊所属 α-007
__調査報告________
1/13(木) 午前9時、カミサマ【一娩望坊】と遭遇。いち早く気づいたことにより、第一被害は受けずに済みました。トラックに乗り込み距離を取るも、トラックのスピードの都合上回避するのは不可能と判断し、α-007が弾丸を放つもののアクシデントにより、仕留めきれず、襲われそうになったところを皇帝の急ブレーキにより回避。その後、皇帝の能力と思われらしき力により、一娩望坊に深刻なダメージを与える物致命傷にはなり得ず、α-007のショットにより無事に死亡が確認された。
【持ち帰り品】
・ゲーム機
・ボロボロになったクマさんのぬいぐるみ
・一娩望坊の触手(うんちつき)
・一娩望坊の体液
【新たな発見】
・一娩望坊は牛乳を腐らせたような匂いを放っており、嗅覚の優れた者ならばいち早く感知することができるかもしれない。
・初速は20km/h程度である。およそ4秒で最高速の100km/hに達するので、その間に何かしらの対策をするといいかもしれない
・白い顔部分に攻撃しても意味はなく、再生能力が備わっていた。これは個体差があるかもしれないが十分に注意されたし。
【アクシデント】
・皇帝のた空気汚染対策用防護服の酸素ボンベが故障していた。これは非常に危険なことであり、通常のニンゲンならば死んでもおかしくない。技術班及び整備班は気をつけて欲しい
・また彼は戦闘訓練を受けていないにもかかわらず探索に繰り出されていたこともあり、訓練生への配慮が不十分さが窺える。死亡率を高めないためにも、訓練をおこなってからの方が良いと考えられる。