~~~討伐条件~~~
討伐は不可能であり、発現地点は不規則的で偶発的である。
このカミサマは空間のカミサマである。
このカミサマは突如として被害者の存在する空間を閉鎖空間へと変貌させ窓も通気口も全て通過不可能としてしまう。唯一の脱出口はひとつの扉であり、ドアの上にはプレートが存在する。プレートには脱出条件が記載されているがその多くは下劣であったり下衆であったり、兎角その条件を満たす事には抵抗感が生じるものが多い。
あらゆる能力やあらゆる細工はこのカミサマには通用しない。故に死ぬまで此処に幽閉されるか、もしくはプレートに表示されている指令をクリアする他このカミサマから解放される手段はない。
さあ、ノックして指令を表示させてみよう。
~~~調査報酬~~~
Version.1:関係者の追憶を1上昇させる
Version.2:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.3:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.4:関係者の追憶を1上昇させる
Version.5:関係者の追憶を1上昇させる
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【報告書】Version.1 01/06
【調査員】雨晴高良、奈々
【記録員】アルマデル第八支部01番小隊 小隊長 雨晴高良
__調査報告________
・第五小隊の奈々研究員と同乗したエレベーター内にて"運命の部屋"が発生。
・お題は"ポッキーゲームの完遂"であり、同意の上で実行して、脱出した。
・自身と奈々研究員の両名とも当カミサマの研究は初めてであり、コード"爆発"を脱出後に入手した。
以上
【報告書】Version.2 01/16
【調査員】白雪、円澪
【記録員】
遭遇場所は情報室、ノックによって出た指令は『1分間キスしないと出られない部屋』とのこと、窓を開けようと試みたが不可能であった。破損も不可能。apgajtpg__
____以降は文章が途切れている
【報告書】Version.3 01/26
【調査員】α-007/イメロロギオ・M・イグルーシカ
【記録員】アルマデル第八支部07番小隊所属 雨晴高良
__調査報告________
1/24 お昼頃、α-007がイメロロギオ・M・イグルーシカに街中で口説いていたところ、クックロビンだと思われていた扉が運命の扉だと発覚。扉は自然と閉じられてしまい、閉じ込められる。どうやら、ノックによりお題が出されるようで、混乱していたイメロロギオ・M・イグルーシカにより出されたお題は【孕むまでセックスしないと出られない部屋】だった。部屋自体が機械同士だと出来ないと判断したのか、お互いに人間へとなったものの"命懸け"の行為だという説明があったので断念。
次にノックされて出たのは【1分間キスをしなければ出られない部屋】であった。これに関してもイメロロギオ・M・イグルーシカの却下により一時断念するものとし、再びノックをされると今度は【お互いの所有物を交換する部屋】となったが、α-007は所有物を持ち合わせていないことによって不可能と判断。そして最終的にはα-007がやりたかった【1分間キスをしなければ出られない部屋】に決定する。
唇は流石に抵抗があったようで、額にすることをお互い同意し、お題をクリアしたことにより無事に帰還を成功する。尚、キスが終わった時にはお互い機械に戻っていた。
【新たな発見】
・どうやら一人で閉じられるシステムになっているようだ
・機械などセックスが不可能な場合、人間へと変換される機能を兼ね備えているらしい
・ノックを繰り返すことで実質お題を変えることができるので、命懸けになる場合は変えたほうがいいかも知れない
【報告書】Version.4 01/26
【調査員】カフカ、布瑠部藍【記録員】アルマデル第八支部01番小隊 小隊長 布瑠部藍
__調査報告________
セックスしないと出れない部屋
↓
殴り合いで勝敗を決めないと出れない部屋
↓
サックスしないと出れない部屋
に遭遇した。
サックスしないと出れない部屋においてはサックスが発生したので、つまりその部屋ではサックスが吹ける状態になるのだ。遺体が保管されているなどしている研究員を連れていけば面白そう