~~~討伐条件~~~
cyc_0008_GBRは一定区域内の水たまりにのみ、ある現象を引き起こすカミサマです。cyc_0008_GBRによる現象が引き起こされる水たまりでもごく微量のイーコールは検出されますが、水たまりのあった地面自体からはイーコールは検出されません。cyc_0008_GBRの本体は水たまりやその地面ではなく、現象の見られる地点付近で放棄されているバスです。それらは、路線バスや施設の送迎バスなど、様々な姿で発見されています。
例えcyc_0008_GBRの本体であるバスを別地点に隔離したとしても、cyc_0008_GBRによる現象は止みません。よってcyc_0008_GBRの捕獲は事実上不可能であり、バス本体を完全に破壊することで討伐になります。
cyc_0008_GBRによる現象が起きる水たまりからは、バスのプシュー...ガタン、という扉の開閉音、発車時や運転時の大きなエンジン音、それから乗客を載せる際の車内アナウンスの音など、バスが運行する際の音が聞こえます。また反射面には、その場所で実際にバスが運行しているような景色が映し出されます。周囲で発見されるcyc_0008_GBRの本体と反射面に映し出される車種は一致しており、過去にその場所で運行されていた路線もまた一致しています。
これらの情報に合わせて反射面に映し出される気象状況から、cyc_0008_GBRの水たまりを介して引き起こされる現象は、過去に本体のバスが運行していた当時の様子、それもその路線が廃止される一年間を繰り返し映し出している物だと結論付けられました。
水たまりに映されるバスは運行していた当時の時刻表に合わせ、路線を循環するように走行します。反射面からはしぶきを上げる様子や降りた乗客が水たまりを踏んだ際の声なども聞こえますが、水たまりの水面が動くことはありません。また、バスの進行方向をふさぐようにしても、それは反射面に映し出される現象へは反映されません。あくまで一方的に、当時の状況が映し出されるのみです。
反射面にバスが映し出されなくとも、水たまりからバスの排気音などが聞こえる場合があります。それら音の大小も実際のバスとの距離感に基づいているため、研究員はこれらの情報からcyc_0008_GBRの映し出すバスの発見、また周囲に放棄されたcyc_0008_GBRの本体を発見して下さい。
過去の宅地開発、都市開発が活発に行われていた影響からか、cyc_0008_GBRは防壁内外共に多く発見されます。cyc_0008_GBRは危険性を一切持たないカミサマですが、カミサマの機密性を目的に防壁内で発見されるcyc_0008_GBRは、完全破壊による討伐が推奨されています。
~~~調査報酬~~~
Version.1:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.2:関係者の追憶を1上昇させる
Version.3:関係者の追憶を1上昇させる
Version.4:関係者の侵蝕を1上昇させる
Version.5:関係者の追憶を1上昇させる